西洋医学的な治療法では坐骨神経痛の症状が改善しない場合には、東洋医学的な治療法を試してみてはいかがでしょうか。 西洋医学ほどの即効性はありませんが、西洋医学の治療法が対症療法であることが多いのに対して、東洋医学的なアプローチなら根本的な治療ができることもあります。 東洋医学的な視点での坐骨神経痛の要因は、「腎(じん)」の弱りと「淤血(おけつ)」です。 腎(じん)とは、単に腎臓のことではなく、生殖ホルモン系や免疫系など生命エネルギーの源を表しています。 そして、淤血(おけつ)は血流が悪くなり、血液が停滞している状態を指す言葉です。 そのため、坐骨神経痛を改善するためには、腎を強化する効果や血行を促進する効果が期待できる漢方薬が処方されます。 例えば、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や疎経活血湯(そけいかっけつとう)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、牛車腎気丸(ごじゃじんきがん)などですね。 体質や体の状態に合わせた漢方薬を服用しなければ効かないので、市販の漢方薬ではなく、漢方医などの診察を受けてきちんと処方してもらってください。